Plone 4.0 がリリース
Plone の最新バージョン Plone 4.0 がリリースされました。
buildout でインストールしている人は Python Package Index : Plone 4.0 から、そうじゃない人は Mac/Windows/Linux 等Unix系向けのそれぞれのインストーラも出ていますのでどうぞ。
Plone 4 を初めて見る人のために、Plone 3系から何が変わったのかをざっとまとめたいと思います。
大きな変更点は以下のとおりです。
- デフォルトのテーマがかわった(classic → sunburst)
- WYSIWYGエディターが変わった(kupu → TinyMCE)
- ベースとなる Zope が 2.10 から 2.12 になった。それに合わせて Python も 2.4 から 2.6 になった
- 画像やファイルを ZODB ではなくてファイルシステムに保存する BLOB に変わった
- メールアドレスでログインできる機能が追加された
- グループのダッシュボードができた(使ったことないけど)
- 日本語などの2バイト文字の検索に追加プロダクトなしで対応
- 全体的に速くなった
- 全体的にメモリを使わなくなった
- image_preview とかの画像サイズを指定できるようになった
個人的には見た目が変わったことと BLOB サポートと全体的なパフォーマンスの改善が大きいですかね。
そんなこのサイトは Plone 2.5.5 ですが...
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日本パズル選手権2010が終了
9月5日(日)は 日本パズル連盟 が主催する日本パズル選手権でした。
私もプリンタのトナーを入れ替えて、紙を買ってきて当日13時から準備して、2時間みっちりと問題を解きまくりました。
結果はすでに ≪日本パズル選手権2010≫ 成績発表 にPDFが載っているんですが、500点満点中279点。15位でした。
いくつか数え間違いとか余裕があれば(まぁないんですけど)なんとかなったミスとかもあって、もうちょっと点数は取れたなーという感じです。それでも上位6名には全然及ばない感じ。全体的な回転速度をあげないと、上位に絡むのはムリだなーという印象です。残念。
退会問題が ≪日本パズル選手権2010≫ 大会問題とインストラクション からダウンロードできるので、パズル好きの方は是非挑戦してみてください。時間制限をして、一人選手権をしてみるのもよいかと。
さて、個々の問題についての感想は(多分)あとで書くとして、とりあえず全体で気になったことを書きます。
多分参加された方はみなさん思っていると思いますが、パスワード表示が遅かったことです。パズル選手権は事前にパスワード付きのPDFをダウンロードしておいて、当日公開されるパスワードを知ることによって、全員が公平にパズルを実施するという形式になっています。私はたしか3分くらいでやっと表示されたんですけど、これはもうちょっとスムーズに(公平に)見れるといいですね。
回線の問題なのか、マシンパワーの問題なのか、もうちょっと工夫すればどうにかなるかなと思うので、残念です。
もう一つ気になったのが、パスワードが画像だったことです。パスワードの複雑な文字列をコピー&ペーストできないため、入力ミスして変にアセりました。普通に文字列でいいのに。しかも画像だがらデータのサイズも無駄に大きくなるし...
連盟のみなさんは無料でこんな大会を開いてくれて非常にありがたいですが、よりスムーズに運営できるとよいなと思います。って直接連絡して「手伝いましょーか」って言った方がいいんだろうか。
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日本パズル選手権2010の感想
日本パズル選手権2010が終了 に書いたとおり、その問題について感想や解くのにかかった時間などを書きます。
ちなみに印刷が終了を開始できたのは13:07分くらいだったはず。ちょっと時間がかかりすぎたのがショック。
問題名の後ろに数字が入っているものは、正解して点数がとれたものです。
- テトロミノ固め: 最初にパッと思いつかなかったのでパス。最後に少し時間をかけてといたんですが、実は正解に行き着いていたのに「これじゃ動くよなー」と誤った判断をして回答を送れず。おちつきが足りませんでした..。ここで8点の損。
- ドミニオン: これは仮定していったら正解に行き着いたので、さくさく解けました。が!回答であるマス数を数えるという痛恨のミス。9点を損しました。(1分)
- 玉石混交プレース(10): 最後のツメの部分で少し手間取ってしまった印象です。(2分)
- マーガレット(11): たどれないルートを地道に消しながら進みました。ちょっと手間取りすぎた感じがあります。(7分)
- アナーキーパズル(12): 途中「え?どんぐりころころ?」と思ったんですが違うんですね。問題の盤面が面白いなと思いました。(5分)
- フォービドゥン4(13): なかなかとっかかりがつかみにくいままなんとなく解けました。(3分)
- くっつかないABCプレース(14): そこそこさくさく解けた感じですね。中盤少し手が止まったのをスピードアップしたいです。(6分)
- 中と半端な分割(15): 途中「あれ、絶対ムリじゃね?」と思ったんですが、一つの枠の中に二つ入るのもOKと気づいたので、そのあとはさっくり解けました。そういうひっかけは嫌いじゃないです。(3分)
- ABCプレース風バトルシップ: これもまぁまぁさくっと解けたんですが、左上の潜水艦を忘れるというミス。ちゃんと書いた数をチェックしないとだめえすね。16点の損。(3分)
- 韓流名付け親スケルトン(17): ロジカルにさくさく解けました。(3分)
- はじめの一歩: とっかかりがつかめず、パス
- 連カツ: これもパス
- 2拓で点つなぎループ(20): 数パターン仮定していたらいつのまにか解けました。(時間不明)
- 奇遇なウォールロジック(21): 数回破綻行き詰って全消ししてなんとか解けました。(時間不明)
- 熟語パネル(22): 問題パネルが全て熟語という、すごく美しい問題。途中で回答でたのでそこでやめました。すいません。(8分)
- 幾何学ビルディングパズル: 6が少し埋まったあとに手が進まなくなったのでパス。
- ウッドプレース: とっかかりが見えずパス。
- 重力(25): 少し難しかったですが、例題よりは簡単でした。(7分)
- ABCルーム: ある程度進んだところで手が進まず、パス
- What's next? & Missing number(9): ぱっと「多分これだろう」と思った2問目のみを回答。あとはパス。
- 周囲のサムクロス(28): 地道にといて回答しました。2つならんだマスでどっちに入るかなかなか確定しないのがつらかったですね。(8分)
- 3種類ループ: ある程度進んだところで手詰まりしてパス
- 足し算アロー・スクエア(30): 斜め系は多分同じ数字が入るところがあるだろうとは思いつつ解きました。でも以外と時間がかかったかな。(8分)
- 覆面片面ペントミノ: こういう図形の問題は、もしかしたら自分は苦手なのかも知れないと今思いました。結局時間をかけたわりにとっかかりが見つからずに終了。
- セルフシークワード(32): 手間はかかりましたが、一回だけ間違えて書き込んだ以外はミスらずに終了。間違いにすぐ気づいてよかったー。(時間不明)
ということで結果は前回も書きましたが 500点中279点 で15位でした。
ミスったテトロミノ、ドミニオン、バトルシップの点数が取れたと仮定すると 279+8+9+16 で312点。 それでも上位6人とは大きな差があるので、一つ一つの問題を解くスピードと、解けなかった問題の回答へ至る力が弱いなーと痛感しました。
いつかは行きたい、世界パズル選手権。
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Plone 4ユーザーマニュアルが公開されました
plone.jp のサイトに Plone 4ユーザーマニュアル が公開されました。
このマニュアルは plone.org で公開されている英語の Plone 4 User Manual を日本語訳したもので、Plone 4の基本的な使い方とコンテンツの作成方法について説明してあります。
目次はこんな感じです。
- 最初にお読みください: この日本語版についての説明
- はじめに: Plone 4の画面構成とログインなどについて
- コンテンツの追加: 各種コンテンツを作成する方法
- コンテンツの管理: フォルダを使用したコンテンツの管理(コピー・ペースト)などについて
- TinyMCE ビジュアルエディタを使用する: Plone 4で採用された TinyMCE の使い方
- Kupu ビジュアルエディタを使用する: Kupu の使い方
- ワークフローと共同作業: ワークフローでの公開処理と、コンテンツの共同編集
- コレクションを使う: コレクションアイテムの詳細な使い方
- ポートレットの管理: ポートレットの管理方法と種類について
このマニュアルはあくまでユーザーマニュアルなので、Plone 4のインストール方法とか、サイト設定画面での設定項目については触れられていません。
すでにPloneサイトが存在している状態で、ユーザーに権限を与えてコンテンツ作成をしてもらう場合には内容が役に立つと思います。
ところで、今回この日本語版を作成するにあたり、ドキュメントをまとめるのに Sphinx を使用しました。ファイル単位で複数人で分担して作業ができるし、原文をコメントアウトしておいてあとで見直すことができるので非常に便利でした。
ただ、今回元ファイルは reStructuredText ではなかったので、 html2rst.py を使用して地道に html を rst に変換。あとは手作業でフォーマット調整というところが骨が折れました。
コードの管理は http://bitbucket.org/takanori/plone-4-user-manual-ja で行っているので、翻訳間違いとかの指摘は Issue として登録してもらえると助かります。
ちなみにSphinxでbuildしたバージョンのマニュアルは http://takanori.bitbucket.org/plone-4-user-manual-ja/ にあります。
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Plone 4リリースパーティーを開催します
Plone 4の正式版がリリースされたことを記念して、リリースパーティーを開催します。
日時が9月28日(火)の夜です。
今回は参加申し込みには勉強会で使っている ATND ではなくて、 こくちーず(告知's) を使用しました。
というわけで、申し込み・案内ページは 9月28日 Plone 4リリースパーティー(東京都) です。
概要はこんな感じです。
- 日時: 2010年09月28日(19:00-21:00くらいまで)
- 開催場所: 新宿か目黒あたり(調整中)
- 参加費: 最大で4,500円くらい(学割あり)
- 定員: 30人
内容としては、まぁPlone 4の新機能の紹介とか、使いこなしとか事例の発表を聞きつつ、ご飯とお酒をおいしくいただこうという感じです。 まぁ、ぶっちゃけおいしい食事とお酒があればいいかなと私は思ってますが。
というわけで、参加申し込み待ってます。どしどし参加してください。
昨年12月に開催したパーティーみたいに楽しい時間がすごせればよいなーと思っています。
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OSC2010 Tokyo/Fall で Plone 4 について発表
9月10日(金)、11日(土)に開催された オープンソースカンファレンス2010 Tokyo/Spring で Plone 4 についてしゃべってきました。
2週間経ってしまいましたが、話した内容とその裏側について説明していきたいと思います。
話した内容
発表資料: Plone 4 (プレゼンテーションモード)
資料は見ての通り Plone 4 のテストサイトに書いたものを、プレゼンテーションモードで表示して行ないました。(楽ちん) 普通の文章はプレゼンテーションモードでは表示されないため、プレゼン用のメモとして使えていい感じです。 (プレゼンテーションモード ― Plone 4 ユーザーマニュアル より)
内容としてはただ Plone 4 を紹介するのもつまんないのでこんなストーリーで話しました。
- 自己紹介
- Plone の普通の紹介
- Plone 4.0 がリリースされました
- Plone って「遅い」ってよく言われるよね
- ある部分では世界最速であることを証明します!
- 世界最速インストールのデモ
- 世界最速拡張インストールのデモ
- 世界最速セットアップンのデモ
- 世界最速コンテンツ作成のデモ(ページ、アルバム)
- その他便利機能の紹介
- コミュニティ活動の紹介
デモ以外はまぁ資料を見てのとおりなので、このあとはデモでやった内容について詳細に説明します。
世界最速インストール
なにもないところから、 buildout を使用して Plone 4 をインストールして起動するところと、その後追加機能となるプロダクトをインストールして使用できるところまでをデモで見せました。
このネタ自体は EuroPython 2010 で誰かが5分でPlone サイトを作るデモをやっていたのを twitter で知ったので真似てみようと思ったのが発端です。
インストール手順自体は資料に書いてある通りこんな感じです。 ちなみに本場のデモ環境は初版の事情により VMWare 上の Ubuntu で行ないました。非力な PC ではなかなか辛かったですね...
% virtualenv osc2010 --no-site-packages --distribute % cd osc2010 % bin/easy_install ZopeSkel % bin/zopeskel plone3_buildout plone4 % cd plone4 % ../bin/python bootstrap.py % vi buildout.cfg # eggs = PIL を追加 % bin/buildout -v % bin/instance fg
やっていることはこんな感じです。
- virtualenv で何も無い環境を作成する
- ZopeSkel をインストールして plone を buildout でインストールするときの雛形を作れるようにする。
- bin/zopeskel plone3_buildout で buildout 環境を作成する。
- あとは buildout を実行するだけ。
ちなみに、 bin/zopeskel での対話シェルの内容はこんな感じです。バージョン番号が 4.0 なのと、管理者パスワードを初期設定するのみです。
Expert Mode? (What question mode would you like? (easy/expert/all)?) ['easy']: Plone Version (Plone version # to install) ['3.3.4']: 4.0 Zope2 Install Path (Path to Zope2 installation; leave blank to fetch one!) ['']: Plone Products Directory (Path to Plone products; leave blank to fetch [Plone 3.0/3.1 only]) ['']: Initial Zope Username (Username for Zope root admin user) ['admin']: Initial User Password (Password for Zope root admin user) ['']: admin HTTP Port (Port that Zope will use for serving HTTP) ['8080']: Debug Mode (Should debug mode be "on" or "off"?) ['off']: Verbose Security? (Should verbose security be "on" or "off"?) ['off']:
で、実際はここで bin/buildout -v を実行すると、ネットワーク越しでパッケージを落としてくるため、ものすごく時間がかかります。これではとても5分では終わりません。
そこで以下のような裏技?を駆使して、5分でインストールが終わるようにしました。
世界最速プロダクトインストール
世界最速プロダクトインストールの手順は基本的に同じで、 buildout.cfg に追加したいプロダクトのパッケージ名を記載して bin/buildout を実行するだけです。
buildout.cfg に以下を追加。
eggs =
Products.PloneSlimbox
Products.Collage
世界最速インストール用の環境
ここでは世界最速インストールとプロダクトインストールを行うための環境(裏技?)がどうなっているかについて説明します。
eggproxy
まず、 eggproxy をたてます。eggproxy は PyPI にアクセスするときの proxy として動作し、最初はネットワーク越しで取得して、二回目移行は同じパッケージはローカルにキャッシュしてあるものを渡してくれます。
eggproxy のインストールと起動はこんな感じです。
% easy_install collective.eggproxy % eggproxy_run
デフォルトでは /var/www に書き込むっぽかったので、書き込み権限を設定しました。これで localhost の 8888 ポートで eggproxy が立ち上がります。
次に、この eggproxy を使うように設定を書きます。
.pydistutils.cfg
easy_install コマンドが eggproxy を使うようにするために ~/.pydistutils.cfg に以下のように記述します。
[easy_install] find_links = http://localhost:8888/ index_url = http://localhost:8888/
これで、 easy_install ZopeSkel のときに eggproxy 経由でパッケージをダウンロードするようになりました。
.buildout/default.cfg
次に buildout も同じように eggproxy を使用するように ~/.buildout/default.cfg に以下のように記述します。
また、それだけではなく egg のキャッシュを使うようにします。
[buildout] index = http://localhost:8888/ eggs-directory = /home/takanori/eggs newest = false
これで、easy_install でも buildout でも同じように eggproxy 経由でパッケージをインストールすることができるようになり、必要なパッケージが全てキャッシュされていれば、5分程度でインストールができるようになります。
世界最速セットアップ
世界最速セットアップでは、設定画面で手で実行した内容(チェックボックスのオン/オフやプロダクトのインストール)を実行する専用プロダクトを作成して実現しました。
ソースコードはちょっと汚いですが以下に置いておきます。
http://bitbucket.org/takanori/osc2010.policy/
基本的には、手で行う設定作業の前後を portal_setup の Snapshots で保存しておき、その差分を Comparison タブでチェックして元のデータを作成しました。
あとは、このプロダクトの profiles/default の下に各種設定を行なう GenericSetup 用の XML ファイルを作成しました。
あとは、このパッケージ(osc2010.policy)を buildout でインストールできるために、egg を手で作成して egg のキャッシュディレクトリに置いておきました。あまりおすすめの方法ではないですが、とりあえずデモとしてインストールして見せるためにこのような手を使いました。
正しい方法としては PyPI にちゃんとアップするか、mr.developer でソースをどこかから落としてくるか、find_links で応答できるような自前サーバに入れるべきかなと思います。
世界最速コンテンツ作成
最速コンテンツ作成では、外部エディタを使用してのページ作成と、WebDAV 経由での画像まとめてアップロードについてデモをしました。
世界最速ドキュメント作成
サイトと個人設定が外部エディタに対応していると、Plone のページなどのコンテンツを自分が普段使っている emacs や vim などのエディタで編集します。 また、その場合は HTML を直接記述するのではなく reStructuredText のようなマークアップ言語を使うと非常に効率的です。
なお、外部エディタを使うためには External Editor Client をエディタが動作する PC 側にインストールする必要があります。
エディタで編集して保存するとすぐにページの内容が書き換わるので、ミーティングの議事録を外部エディタを使って作成すると、終了時には議事録が整形された形で公開されているみたいなことができます。
- Zope External Editor Client Windows/Linux 用
- Zope Edit Manager Mac OS X用
世界最速アルバム作成
Plone ではフォルダに画像を沢山配置して、アルバム形式で表示すると、簡単にフォトアルバムが作成できます。(アルバムの例: photo)
このデモでは画像をまとめてアップロードするために、ここでは Enfold Desktop という Windows 用のアプリケーションを使用しました。
このアプリケーションを使用すると、ローカルPCのフォルダから Plone サイトのフォルダへドラッグ&ドロップで複数の画像をコピーできるので楽です。 (サイズが大きい画像の場合は、先にリサイズしておくことをおすすめします)
ここでは説明しませんでしたが、別にこの Enfold Desktop を必ず使用する必要はなく、汎用の WebDAV クライアントを使用したり、FTP(buildout.cfg を編集してFTPを有効にする必要あり)で put することも可能です。
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鈴木たかのりです。とりあえず日記っぽく雑多なことを書き込んでいこうと思っています。
zope/plone関係の技術的な内容については