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Plone 完全活用ガイド の Chapter 1, 2, 3, 11 を執筆しました。
plone のインストール、使い方から、機能・デザインのカスタマイズ、プロダクトの作り方まで、 plone のすべてがぎゅっと詰まっている書籍になっていると思います。
plone に興味がある人から、すでに使いこなしている方まで、ぜひ読んでみてください。
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plone 2.0.5 を plone 2.1.4 にアップグレード

作成者 takanori 最終変更日時 2006年12月02日 00時45分

zope 2.7.8/plone 2.0.5 の plone site を zope 2.8.8/plone 2.1.4 にアップグレードしたので、その手順をまとめてみます。

社内で運用している plone site を zope 2.7.8/plone 2.0.5 から zope 2.8.8/plone 2.1.4 にアップグレードしました。

手順をざっくりとここにまとめておきます。ちなみに OS は Vine Linux 3.2 です。

基本的には zope 2.7 上で plone のアップグレードを行い、その後 zope のアップグレードを行うという手順になります。

目次

zope instance 作成[mkzopeinstance]

/usr/lib/zope/bin/mkzopeinstance.py コマンドを実行して /var/lib/plone21 に新規に (zope 2.7 の) zope instance を作成する。

# /usr/lib/zope/bin/mkzopeinstance.py
Please choose a directory in which you'd like to install
Zope "instance home" files such as database files, configuration
files, etc.

Directory: /var/lib/plone21

Please choose a username and password for the initial user. These will be the credentials you use to initially manage your new Zope instance.

Username: takanori Password: Verify password: # chown -R zope:zope /var/lib/plone21

/var/lib/plone21/Products 以下に plone 2.1.4 と必要なプロダクトをインストールする。

zope サーバが起動できるように /var/lib/plone21/etc/zope.conf のポート番号などの設定を書き換える。

その後、/var/lib/plone21/bin/runzope コマンドで zope サーバを起動する。

ZMI から空の plone site が作成できることを確認する。

確認ができたら zope サーバを停止する。

Data.fs コピー[datafs]

元々の zope instance で使用している ZODB を pack (Control_Panel/Database/main で Pack)して、Data.fs を最小にする。

その後、zope サーバを停止し /var/lib/zope/var/Data.fs/var/lib/plone21/var/ にコピーする。

両方の zope サーバを立ち上げる。

plone の移行[plonemigration]

ZMI で plone21 用の zope サーバにアクセスし、各 plone site で下記の移行処理を行う。

  1. portal_quickinstaller に入り、Archetypes, MimetypesRegistry, PortalTransforms を一旦 Uninstall して Install する。
    archetype_tool, mimetypes_registry 等が Reinstall だとうまく入らないときがあるため
  2. 続けて ATContentTypes, ATReferenceBrowserWidget, ResourceRegistries をインストールする。
  3. portal_atct に入り、古い CMF Types から ATContentTypes に移行する。 アイテムの数が多いと、それぞれの処理に時間がかかるので注意。
    1. Recatalog タブ→Recatalog CMF Types ボタン
    2. Type Migration タブ→Migrate ボタン
    3. Version Migration タブ→Upgrate ボタン
  4. portal_properties/site_properties に入り、default_charseteuc-jp 等のものを utf-8 に変更する。
    →ここはお好みで
  5. 検索用のカタログを utf-8 用に変更する。
    1. portal_catalog に入り、ZCTextIndex Lexicon を追加する。
      • Id: CJKSplitter
      • WordSplitter: CJK splitter
    2. Indexes タブに入り、Description, SearchableText, Title インデックスを削除(Remove index)する。
    3. 上記 3 つのインデックスを ZCTextIndex として再作成する。
      • Id: Description, SearchableText または Title
      • Ranking Strategy: Okapi MB25 Rank
      • Lexicon: CJKSplitter
  6. portal_migraiton に入り Migrate タブ → Upgrade ボタンで plone のアップグレードを実行する。(これもかなり時間がかかる)
  7. アップグレードが終了したら、portal_catalogAdvanced タブに入り、 Update Catalog を実行する。(これも時間かかります)

これで plone サイトが表示できるようになるはずなので、確認する。

全ポータルに対して移行が終了したら、ZODB の pack を実行して Data.fs を最小にする。

zope 27 環境のディレクトリ変更[zope27]

rpm で zope 2.8 をインストールすると、既存の zope 2.7 の環境を上書きしてしまう。

平行して動作させるために、ディレクトリ名等を変更する。

# mv /usr/lib/zope /usr/lib/zope27
# mv /var/lib/zope /var/lib/zope27
# mv /var/log/zope /var/log/zope27
# mv /etc/zope.conf /etc/zope27.conf
# mv /etc/init.d/zope /etc/init.d/zope27

また、起動スクリプトや設定ファイルの中身も適宜修正する。修正したファイルは以下の4つ。

  • /etc/init.d/zope27
  • /etc/zope27.conf
  • /var/lib/zope27/bin/runzope
  • /var/lib/zope27/bin/zopectl

zope 2.8.8 インストール[zope28]

zope 2.8.8 をインストールする。

ftp://owa.as.wakwak.ne.jp/pub/vine/3.2/RPMS/ から下記の2つのパッケージをダウンロードする。

# rpm -Uvh Zope-2.8.8-uvl2.i386.rpm Zope-zserver-2.8.8-uvl2.i386.rpm

その後、起動する前にいくつかのファイルを書き換える。

  • /etc/zope.conf ポート番号等を設定
  • /usr/lib/zope/lib/python/StructuredText/STletters.py 構造化テキストで日本語が使えるように書き換える。

    letters = string.letters + "\200-\377\?\!"

  • /usr/lib/zope/lib/python/sitecustomize.py 新規作成して、下記の内容を書き込む。

import sys
sys.setdefaultencoding("euc-jp")

その後、zope サーバを起動する。

# /etc/init.d/zope start

カタログ再作成[recatalog]

zope 2.7 から zope 2.8 でカタログの形式が変わったので、再作成する。

ZMI でそれぞれの plone site にアクセスし、以下の3つのカタログ上で Advanced タブ → Update Catalog を実行する。

  • portal_catalog
  • reference_catalog
  • uid_catalog

残作業

  • コメントの文字化け対応(euc-jp → utf-8)
  • 氏名の文字化け対応(euc-jp → utf-8)

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